Qdai-mail Tsushin

20230330_Qdai-mail通信 第549号(藤木幸夫名誉教授 日本学士院賞受賞者に決定)

   20230330Qdai-mail通信 第549号
(藤木幸夫名誉教授 日本学士院賞受賞者に決定)
   をお届けします。(令和5年3月30日配信)


■ 九州大学基金からのお知らせ ━━━━━━━━━━━━・・・・・‥‥‥………

 これからの九大に 九大生の未来に あなたの力を

 九州大学基金では、みなさまからの温かいご支援をお待ちしています。
 いただいた貴重なご寄附は、学生に対する経済支援や教育研究活動に対する
支援などに、有効かつ大切に活用させていただきます。
 また、一定額以上を寄附いただいた方には、九大会員制度をはじめとする
様々な特典や顕彰をご用意しています。

 詳しくは九州大学基金ホームページをご覧ください。
 https://kikin.kyushu-u.ac.jp/

 SNSでは日々基金の活動、支援を受けた学生や研究者等の声など発信しております。
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■ トピックス ━━━━━━━━━━━━・・・・・‥‥‥………

【1】藤木幸夫名誉教授 日本学士院賞受賞者に決定

 九州大学大学院理学研究院の藤木幸夫名誉教授が「日本学士院賞」受賞者に
決定しました。「日本学士院賞」は、明治43年に創設され、学術上特にすぐれた論文、
著書その他の研究業績に対して贈られます。

◇詳細(全文)はこちら
https://www.kyushu-u.ac.jp/ja/topics/view/1917


【2】九州大学と春日市が包括連携協定を締結

 このたび、九州大学と春日市は、九州大学が有する知的・人的資源と、春日市の
地域資源や文化を有機的に結び付け、産業の振興、地域課題の解決、教育研究活動
その他の地域社会の振興に寄与することを目的として、包括連携協定を締結しました。

◇詳細(全文)はこちら
https://www.kyushu-u.ac.jp/ja/topics/view/1915


【3】MIRAI2.0シードファンディング第2期にて6件の本学共同研究プロジェクトが採択

 九州大学は日本・スウェーデン20大学によるコンソーシアム「MIRAI2.0」に加盟し、
組織的な国際協働を進めるとともに、両国の研究・教育・イノベーションにおける
連携強化に貢献しています。
 この度、両国研究者による共同研究の推進等を目的としたシードファンディング
(第2期)の募集が行われ、Ageing, AI, Innovation and Entrepreneurship,
Materials Science, Sustainabilityの5つの重点分野において計20件のプロジェクトが
採択されました。

◇詳細(全文)はこちら
https://www.kyushu-u.ac.jp/ja/topics/view/1912


【4】九州大学、双日、九州電力は大気中の二酸化炭素を回収する技術を用いた
   DAC-U装置の用途を共同開発・検証するため覚書を締結

 九州大学と双日株式会社、九州電力株式会社は、九州大学が開発中の、大気からの
二酸化炭素(CO₂)の直接回収(Direct Air Capture)を可能とする
分離膜型CO₂回収(membrane-based DAC)装置と、回収したCO₂を燃料等へ変換し
利用する装置を組み合わせた「CO₂回収・利用(Direct Air Capture and
Utilization)装置」の用途を共同開発・検証するための覚書を締結しました。

◇詳細(全文)はこちら
https://www.kyushu-u.ac.jp/ja/topics/view/1918


【5】信用格付で「AAA」を更新

 九州大学は、株式会社日本格付研究所から、平成18年度に取得した信用格付の
14回目となる更新を受け、引き続き「AAA」の格付を取得しました。
 格付は、本学の施策を継続的に推進していくための基盤である、財務等を含む
大学経営の状況等の現状について、適正な評価を得るために取得したものです。

◇詳細(全文)はこちら
https://www.kyushu-u.ac.jp/ja/topics/view/1920


【6】九州・沖縄地区の11国立大学法人が研究力向上を中心とする連携協力に関し
   覚書を締結

 このたび、九州大学をはじめとする九州・沖縄地区の11国立大学法人が、大学の
研究力向上を中心とする連携協力を推進していくため、覚書を締結しました。
 九州・沖縄地区の大学は、これまでも様々な事業・取組を通じて相互に連携して
きましたが、今回の覚書締結により共通のプラットフォーム「九州・沖縄オープン
ユニバーシティ(KOOU)」を形成し、全大学が連携協力して研究力向上に向けた
取組を推進することで、個々の大学では対応が難しかった抜本的な研究環境の改善等を
目指します。

◇詳細(全文)はこちら
https://www.kyushu-u.ac.jp/ja/topics/view/1923


【7】歯学研究院と大阪大学医学系研究科分子病態生化学との共同研究論文が
   「The Jeremy Jass Prize for Research Excellence in Pathology」受賞

 2023年1月九州大学大学院歯学研究院口腔顎顔面病態学講座口腔病理学分野と
大阪大学との共同研究による研究論文が、英国病理学会「5th Joint Winter Meeting of
The Pathological Society and The Royal Society of Medicine」にて、Journal of
Pathology Awardsとして「The Jeremy Jass Prize for Research Excellence in
Pathology」を受賞しました。

◇詳細(全文)はこちら
https://www.dent.kyushu-u.ac.jp/230302a/


【8】国内最大規模の技術シーズ社会実装プログラム「1stRound」共催13大学へ
   ブランドデザインを刷新
   ~九州大学、慶應義塾大学、立命館大学、立命館アジア太平洋大学、早稲田大学
    が参画~

 東京大学協創プラットフォーム開発株式会社と8大学による国内最大規模を誇る
複数大学共催の起業支援プログラム「1stRound」は、この度、九州大学、慶應義塾、
立命館、早稲田大学が新たに参画することに合意しました。
 これに伴い、「1stRound」は国立・私立横断型、国内最大規模を誇る13大学共催の
プログラムとなります。

◇詳細(全文)はこちら
https://www.kyushu-u.ac.jp/ja/notices/view/2418


【9】都甲潔特別主幹教授が「第11回技術経営・イノベーション大賞」経済産業大臣賞
   を受賞

 一般社団法人科学技術と経済の会(略称︓JATES)が主催する、第11回技術経営・
イノベーション大賞において、九州大学五感応用デバイス研究開発センターの
都甲潔特任教授と池崎秀和客員教授(㈱インテリジェントセンサーテクノロジー)が
経済産業大臣賞を受賞しました。

◇詳細(全文)はこちら
https://www.rdctos.kyushu-u.ac.jp/archives/1754


■ Research Close-Up ━━━━━━━━━━━━・・・・・‥‥‥………

◇ 人工抗体・酵素の実現を目指して(星野友教授)

 人工抗体や人工酵素、CO2分離や光化学、すべて星野友教授が取り組んでいる
研究です。「目標は、タンパク質の様に高い機能をもつ物質を創造し、医療や環境・
エネルギー問題を解決することです」と星野教授は熱く語ります。

◇詳細(全文)はこちら
https://www.kyushu-u.ac.jp/ja/research/close-up/yu-hoshino


■ 九州大学研究成果 ━━━━━━━━━━━━・・・・・‥‥‥………

【1】多彩な色調・ 発光を示す結晶を与える柔軟な分子を開発
   ~結晶中の分子構造を目で見ることができる!?~

 北海道大学、九州大学大学院工学研究院の小野利和准教授らの研究グループは、
極めて柔軟で複数の構造を発現可能なキノジメタン型分子を合成し、 結晶中の
分子構造により結晶の色調や発光が劇的に変化することを明らかにしました。

◇詳細(全文)はこちら
https://www.kyushu-u.ac.jp/ja/researches/view/892


【2】光が金属の中を突き進む!
   ~相対論効果が拓くレーザーイオン加速の新世界~

 国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構、英国インペリアルカレッジロンドン、
独国ドレスデンヘルムホルツ研究所、九州大学大学院総合理工学研究院の
榊泰直客員教授(量研上席研究員)らの国際共同研究グループは、J-KARENおよび
Dracoシステムの高強度レーザー光による相対論的透過現象を実現し、従来よりも
2倍高い効率で高エネルギーイオンを発生することに成功しました。

◇詳細(全文)はこちら
https://www.kyushu-u.ac.jp/ja/researches/view/894


【3】高性能電解質材料におけるプロトン導入反応の活性サイトを世界初解明
   ~中温で動作する固体酸化物形燃料電池の開発を加速~

 九州大学エネルギー研究教育機構(Q-PIT)および九州大学大学院工学府材料物性
工学専攻の星野健太博士(研究当時)、兵頭潤次特任助教、山本健太郎特任助教
(研究当時)、山崎仁丈教授の研究グループと山形大学は、九州シンクロトロン
光研究センターおよびあいちシンクロトロン光センターと共同で、400℃動作固体
酸化物形燃料電池の電解質として期待されているプロトン(H+)伝導性酸化物において、
プロトン導入反応が起きる局所構造(活性サイト)を明らかにしました。これは、
実験とデータ科学、計算科学を融合することにより、世界で初めて得られた研究成果
です。

◇詳細(全文)はこちら
https://www.kyushu-u.ac.jp/ja/researches/view/854


【4】画像識別AIの誤識別リスクを効果的・効率的に低減する技術を開発

 情報・システム研究機構国立情報学研究所の研究チームは、九州大学大学院
システム情報科学研究院准教授馬雷らの研究チームとともに、画像識別AIの
誤識別に対するリスクを効果的・効率的に低減する技術を開発しました。

◇詳細(全文)はこちら
https://www.kyushu-u.ac.jp/ja/researches/view/893


【5】小惑星リュウグウに核酸塩基とビタミンが存在!

 北海道大学、海洋研究開発機構、九州大学大学院理学研究院の奈良岡浩教授らの
国際共同研究グループは、小惑星探査機「はやぶさ2」によって持ち帰られた
小惑星リュウグウの粒子から、全ての地球生命のRNAに含まれる核酸塩基、
ウラシルの検出に成功しました。さらに同一サンプルから、生命の代謝に関する
重要な補酵素の一つ、ビタミンB3(ナイアシン)も検出しました。

◇詳細(全文)はこちら
https://www.kyushu-u.ac.jp/ja/researches/view/895


【6】100年以上前に埼玉県越谷市に落下した隕石の分類を確定
   「越谷隕石」として国際隕石学会に登録

 国立科学博物館、情報・システム研究機構国立極地研究所、九州大学は、
1902(明治35)年に現在の埼玉県越谷市に落下した隕石を分析し、分類を
L4普通コンドライト(球粒隕石)と確定しました。また、この隕石は2月23日、
国際的な隕石の認証団体である国際隕石学会に「越谷隕石(Koshigaya)」として
登録されました。

◇詳細(全文)はこちら
https://www.kyushu-u.ac.jp/ja/researches/view/896


■ イベント ━━━━━━━━━━━━・・・・・‥‥‥………

 イベント開催日時等は、変更となることがあります。
詳細は随時本学Webサイトをご確認ください。

◇ 九州大学総合研究博物館2023年度春季企画展示「元寇防塁研究と九州大学」

 九州大学附属図書館所蔵の『蒙古襲来絵詞』や、九州大学埋蔵文化財調査室による
箱崎キャンパス跡地での元寇防塁発掘調査で出土した考古資料などの貴重な品々、
さらに最先端技術による元寇防塁の高精度3D測量データを用いた展示を通して、
九州大学が関わってきた元寇防塁の調査研究の歴史と最新の成果について紹介します。

・日  程:令和5年4月3日(月) 10:00 ~ 令和5年6月30日(金)17:00
・開催場所:九州大学伊都キャンパス フジイギャラリー
・対  象:一般、高校生、在学生、教職員
・定  員:無し
・参 加 費:無料
・お問合せ先:九州大学 伊都キャンパス フジイギャラリー
【電話】092-802-6973
【FAX】092-802-6974
 ※平日 10:00~17:00

詳細はこちら↓
https://www.kyushu-u.ac.jp/ja/events/view/1448


■ お知らせ   ━━━━━━━━━━━━・・・・・‥‥‥……

【1】同窓会・サークル活動等で同窓生・教職員が無料で利用できる
   ウェブサイトのご案内

 九州大学では、同窓生等の方々が「無料」で利用できる九州大学校友会ウェブサイト
を提供しております。同窓生や教職員等を構成員とする様々なグループにご利用
いただいております。
各種行事のご案内、名簿管理、掲示板機能等により、
グループの更なる活性化と、事務局(幹事)の方の負担軽減にお役立てください。
今なら「先着」で「九大百年の手ぬぐい」をプレゼントします!
数には限りがありますので、お早めにお申込みください。

◇詳細はこちら
https://koyukai.kyushu-u.ac.jp/


【2】九州大学生涯メールアドレスサービス 
   メール転送システム(@kyudai.jp)の登録情報更新のお願い

 メール転送サービスをご利用の皆様、ご愛顧いただきありがとうございます。
 ご利用の皆様におかれましては、有効なメールアドレスを転送先に設定してください。
 メールマガジンの受信が3回連続でエラーとなった場合、転送先メールアドレスが
無効になっていると判断されアカウントが休止状態となり、6か月後に自動で退会と
なります。
 卒業や退職により転送先メールアドレスが無効になってしまう事象が多く発生して
おりますので、可能な限り転送先は複数設定するか、全学基本メール以外のアドレスを
利用されることをおすすめしています。

◇ログイン後、マイページより各種変更が行えます。
https://kyudai.jp/


※本メルマガは、原稿作成時点で確認できた本学HP内の記事等を担当にて編集のうえ
 掲載しております。HPの記事が多い場合等は、掲載を見送ることもございます。
 ご了承ください。


編集・発行:九州大学生涯メールアドレスサービス
※このメールは送信専用アドレスから配信しております。