Qdai-mail通信

20231210_Qdai-mail通信 第574号(福岡県・九州大学イノベーションカンファレンス 2023を開催)

  20231210 Qdai-mail通信 第574号
  (福岡県・九州大学イノベーションカンファレンス 2023
   in CIC Tokyoを開催)
  をお届けします。(令和5年12月10日配信)

■ 九州大学基金からのお知らせ ━━━━━━━━━━━━・・・・・‥‥‥………

◇ 皆さまからのご支援、どう使ってる?
  九州大学基金「令和4年度活動報告書」作成しました

 いただいた貴重なご寄附は、学生に対する経済支援や教育研究活動に対する支援などに、有効かつ大切に活用させていただいております。

 九州大学基金へご支援いただいた皆さまからのご寄附がどのように活動へ活きているのか、毎年度活動報告書を作成しておりますが、令和4年度はよりわかりやすく、これまでと構成を変えて作成しました。
 九州大学基金ホームページに掲載しておりますのでぜひご覧ください。
 https://kikin.kyushu-u.ac.jp/outline/pamphlet.php

 なお、九州大学基金へのご寄附は確定申告をすることで税制上の優遇措置を受けることができ(※)、一定額以上を寄附いただいた方には、九大会員制度をはじめとする様々な特典や顕彰をご用意しています。
 ※日本国内居住の方が対象となります。法人は寄附金全額損金算入することができます。

 詳しくは九州大学基金ホームページをご覧ください。
 https://kikin.kyushu-u.ac.jp/

 また、ホームページでは寄附のメニュー紹介のほか、支援を受けた学生や研究者等の声、実際にご寄附頂いた寄附者の声も随時掲載しています。

 SNSでも日々の基金の活動など発信しております。
 ぜひフォロー・いいね!をお願いします!

Instagram:https://www.instagram.com/kyudaikikin/
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Twitter:https://twitter.com/kyudaikikin


■ トピックス ━━━━━━━━━━━━・・・・・‥‥‥………

【1】福岡県・九州大学イノベーションカンファレンス 2023
   in CIC Tokyoを開催

 令和5年11月20日(月)「『総合知』で社会革新を生み出すグローバル・イノベーション」と題して、CIC Tokyo Venture Cafe(東京都港区虎ノ門)を会場に、福岡県と九州大学の包括連携協定に基づくイノベーションカンファレンスを開催いたしました。
 在日米国大使館首席公使であるレイモンド・F・グリーン氏による挨拶に始まり、服部誠太郎知事と石橋総長が福岡県と九州大学それぞれの取組についてプレゼンテーションを行いました。

◇詳細(全文)はこちら
https://www.kyushu-u.ac.jp/ja/topics/view/2016


【2】ナノ分離膜を用いた革新的CO₂回収技術を持つ
   Carbon Xtract株式会社に九州大学初となる
   出資・事業参画

 このたび九州大学は、九州大学発の実用開発中ナノ分離膜を用いた、大気からの直接的二酸化炭素(以下「CO₂」)回収技術(membrane-based Direct Air Capture)と回収したCO₂の利活用技術の実用化に賛同・推進すべく、2023年5月に双日株式会社が主体となって設立した Carbon Xtract株式会社に、九州大学として初めての出資による事業参画を行います。 

◇詳細(全文)はこちら
https://www.kyushu-u.ac.jp/ja/topics/view/2012


【3】九州大学アメリカンフットボール部が
   全日本選手権出場

 令和5年11月4日に全日程を終了した九州学生アメリカンフットボール連盟主催1部リーグ戦において九州大学アメリカンフットボール部は5戦全勝で3年ぶりの優勝を達成しました。

◇詳細(全文)はこちら
https://www.kyushu-u.ac.jp/ja/topics/view/2017


【4】新たに5名の教授に主幹教授の称号を授与

 九州大学で、新たに5名の教授が主幹教授となり、令和5年11月28日(火)に辞令交付式が行われました。
 主幹教授制度は、自由闊達な研究から生まれる高度の研究活動を支援し、活性化させるために、九州大学の教授のうち、その専門分野において極めて高い業績を有し、かつ研究戦略の先導的な役割を担う者に「主幹教授」の称号を付与する九州大学独自の制度です。

◇詳細(全文)はこちら
https://www.kyushu-u.ac.jp/ja/topics/view/2015


【5】パワハラを防ぎ、部下の活力を引き出す
   プログラムを無料公開開始
   ~パワハラ防止・抑止によるポジティブな
    効果の実証に向けて~

 九州大学大学院人間環境学研究院山口裕幸教授、同大学大学院人間環境学府博士後期課程小林百雲子研究員(日本学術振興会特別研究員)らの研究グループは、職場パワーハラスメント(パワハラ)を戦略的に抑止することによるワーク・エンゲイジメント(仕事に対する活力・熱意・没頭などのポジティブで充実した状態)の向上効果の実証を進め、本研究の一環で制作した「パワハラを防ぎ、部下の活力を引き出すリーダー術 ―部下との関係を改善し、いきいきした職場をつくるための、組織開発プログラム―」をWebサイト上に無料公開しました。

◇詳細(全文)はこちら
https://www.kyushu-u.ac.jp/ja/notices/view/2570


【6】『2023アジアデジタルアート大賞展FUKUOKA』
   受賞者決定!
   ~九大生が大賞などを受賞!~

 23回目を迎える今回のコンペティションで、世界20の国と地域から705点の作品応募があり、アジアデジタルアート大賞をはじめとする計55点の受賞作品を選定しました。受賞者の発表は2023年11月29日(水)午後に行われ、九州大学の学生が制作した5作品が大賞(エンターテインメント 産業応用部門)、福岡市長賞、優秀賞などを受賞しました。

◇詳細(全文)はこちら
https://www.kyushu-u.ac.jp/ja/notices/view/2580


■ 九州大学研究成果 ━━━━━━━━━━━━・・・・・‥‥‥………

【1】加齢に伴う筋肉の萎縮と柔軟性低下の
   根本的な仕組みを発見
   ~治療法の開発による健康寿命の延伸に期待~

 九州大学大学院農学研究院の辰巳隆一教授、鈴木貴弘准教授、中村真子教授、中島崇助教、エジプトKafrelsheikh大学の国際共同研究グループは、筋幹細胞(衛星細胞と呼ばれる“眠れる筋組織幹細胞”)の活性化因子HGF(肝細胞増殖因子)がニトロ化されると生理活性を失うことを見出し、この現象が加齢に伴い進行・蓄積することを明らかにしました。
 
◇詳細(全文)はこちら
https://www.kyushu-u.ac.jp/ja/researches/view/1011


【2】AI技術で新型コロナウイルスの進化メカニズムを分析
   ~ウイルスの進化予測を踏まえた感染症対策の第一歩~

 名古屋大学大学院理学研究科の岩見真吾教授(九州大学マス・フォア・インダストリ研究所客員教授兼任)らの研究グループは、北海道大学との共同研究でAI技術を活用することで、新型コロナウイルスの進化が潜伏期間や無症候率などの臨床的な症状やヒトの行動と複雑に関連していた可能性を明らかにしました。

◇詳細(全文)はこちら
https://www.kyushu-u.ac.jp/ja/researches/view/1010


【3】保存則のもとでの量子操作の原理的制約
   に対する未解決問題を解決
   ~量子デバイスへの応用に期待~

 保存則などの普遍的な物理法則が量子測定などの量子操作に与える原理的な制約について様々な観点から研究がされて来ました。こうした研究の中で重要なものの一つに、有界な保存量についての保存則による量子測定に対する普遍的な制限を与えるWigner-Araki-Yanase(WAY)定理があります。
 九州大学の倉持結助教と電気通信大学のグループはWAY定理が運動量やエネルギーを含む一般の非有界な保存量に対しても成り立つことを、Yanase条件と呼ばれる仮定のもとで数学的に厳密に証明しました。

◇詳細(全文)はこちら
https://www.kyushu-u.ac.jp/ja/researches/view/1004


【4】最重要MRIプローブであるピルビン酸の
   光を用いた高核偏極化に成功
   ~¹³C-MRIによる癌診断応用への重要な⼀歩~

 九州大学大学院工学研究院の濱地智之大学院生、楊井伸浩准教授、北里大学、理化学研究所の研究グループは、医療応用に向けて最も重要なMRI癌プローブであるピルビン酸の¹³C核スピンを triplet-DNP によって高偏極化することに初めて成功しました。

◇詳細(全文)はこちら
https://www.kyushu-u.ac.jp/ja/researches/view/1012


【5】生後1歳半までの口腔細菌叢の変化を
   高精度に同定
   ~離乳期の食習慣が1歳6か月児の口腔細菌叢形成に
    口腔細菌叢形成に影響することが明らかに~

 九州大学大学院歯学研究院の影山伸哉助教、竹下徹教授、山下喜久名誉教授らの研究グループは、口腔細菌叢を健康なバランスに制御・誘導する要因を探索するため、乳幼児期の口腔細菌叢のコホート研究を行っています。今回、1歳6か月児の口腔細菌構成を高精度に同定した結果、すでに成人でみられる口腔細菌叢のバランス異常の兆候が認められることや、その細菌構成バランスが生後1歳半までの食習慣と強く関連することを明らかにしました。

◇詳細(全文)はこちら
https://www.kyushu-u.ac.jp/ja/researches/view/1013


【6】小惑星リュウグウでみつかった窒化した鉄の鉱物
   ~太陽系の遠方から辿り着いた窒素に富む塵~

 太陽から遠く離れた場所で生まれた氷天体や彗星にはアンモニウム塩のような窒素化合物が大量に貯蔵されています。このような窒素を含む固体は生命の材料物質としてとても重要だと考えられていますが、地球軌道の地域に輸送される証拠は見つかっていませんでした。本研究では、地球の近くに軌道をもつ小惑星リュウグウの砂を電子顕微鏡で調べ、砂のごく表面が窒化した鉄(窒化鉄:Fe4N)に覆われていることを発見しました。
 本成果は、京都大学、九州大学および国際的な共同研究者のグループによって行われ、2023年11月30日に英国の国際学術誌「Nature Astronomy」にオンライン掲載されました。

◇詳細(全文)はこちら
https://www.kyushu-u.ac.jp/ja/researches/view/1015


■ イベント ━━━━━━━━━━━━・・・・・‥‥‥………

 イベント開催日時等は、変更となることがあります。
詳細は随時本学Webサイトをご確認ください。

【1】九州大学総合研究博物館
   2023年度冬季企画展示
   「モンゴル高原の牧畜社会の始まりを探る」

 東ヨーロッパからシベリア、中央アジアをへて、モンゴル高原へと続くユーラシア大草原。これらの地域では、古来、牧畜民あるいは騎馬遊牧民が活躍してきましたが、その一部は西ヨーロッパや中国の農耕地帯にも侵入し、私たちの住むユーラシア世界に大きな影響を与えました。
 九州大学の考古研究者宮本一夫教授の研究グループによる15年に及ぶ最先端の考古学・人類学の学融合研究が明らかにする、人と文化の壮大な流れを是非ご覧ください。

・日  程:令和5年12月4日(月)10:00 ~
      令和6年3月25日(月)17:00
      開館時間 10:00 ~ 17:00
      休館日 土・日・祝(イベントに合わせて土日特別開館あり)
・開催場所:九州大学伊都キャンパス
      フジイギャラリー
・対  象:一般、高校生、小・中学生、在学生、教職員
・定  員:無し
・参 加 費:無料
・お問合せ先:フジイギャラリー
【電話】092-802-6973
【FAX】092-802-6974
【E-mail】fujiigallery★jimu.kyushu-u.ac.jp
※メールアドレスの★を@に変更してください。

詳細はこちら↓
https://www.kyushu-u.ac.jp/ja/events/view/1642


【2】令和5年度第7回I²CNER Webinar

 カーボンニュートラル・エネルギー国際研究所(I²CNER)では、熊本大学より伊田進太郎教授をお招きし、令和5年度第7回I²CNER Webinarを開催いたします。多くのみなさまのご参加を心よりお待ちしております。
 
・日  時:令和5年12月13日(水)9:00 ~ 10:00
・開催場所:オンライン
・対  象:一般、在学生、教職員
・言  語:英語
・定  員:先着 100名
・参 加 費:無料
・申込方法:事前申し込みの必要あり
・申込締切:令和5年12月14日(木)
・お問合せ先:金志娜
【電話】092-802-6935
【E-mail】iq-kenkyu★jimu.kyushu-u.ac.jp
※メールアドレスの★を@に変更してください。

詳細はこちら↓
https://www.kyushu-u.ac.jp/ja/events/view/1636


【3】人社系協働研究・教育コモンズ シンポジウム
   「キャリア形成と家族形成を考える」

 2023年のノーベル経済学賞は、ハーバード大学のクラウディア・ゴールディン教授が受賞しました。ゴールディン教授は、男女間格差や女性の就業パターンが、過去200年間でどのように変化してきたのか、その原因は何なのかを明らかにしました。
 九州大学人社系協働研究・教育コモンズでは「ジェンダー・キャリア・家族形成」というテーマでシンポジウムを開催することにいたしました。皆さまのご参加をお待ちしています。

・日  時:令和5年12月18日(月)15:00 ~ 17:30
・開催場所:九州大学伊都キャンパス
      E-C-203会議室、オンライン(Zoom)
・対  象:一般、在学生、教職員、その他
・定  員:なし ※ 対面の定員は50名
・参 加 費:無料
・申込方法:事前申し込みの必要あり
・申込締切:令和5年12月15日(金)
・お問合せ先:九州大学人社系協働研究・教育コモンズ
【E-mail】enquiry-commons★cmns.kyushu-u.ac.jp
※メールアドレスの★を@に変更してください。

詳細はこちら↓
https://www.kyushu-u.ac.jp/ja/events/view/1634


【4】九大フィルハーモニーオーケストラ
   第211回定期演奏会

 九大フィルハーモニーオーケストラ第211回定期演奏会のお知らせです。
 今回は古典から現代への時間を超えた曲の演奏です。更に、今回は九大フィル初めての女性指揮者の登場です。新たな響きをお楽しみください。

・日  時:令和5年12月18日(月)19:00 ~ 21:00
・開催場所:アクロス福岡シンフォニーホール
・対  象:一般、高校生、在学生、教職員
・定  員:無し
・参 加 費:有料 1000円 ※ 全席自由
・お問合せ先:松海
【E-mail】qdaiphil★gmail.com
※メールアドレスの★を@に変更してください。

詳細はこちら↓
https://www.kyushu-u.ac.jp/ja/events/view/1633


【5】【学内向け】九州大学人社系協働研究コモンズ
   人社系副専攻プログラムSDGsセミナー vol.5

 本セミナーは、リサイクル事業を通じてサーキュラーエコノミーの実現に貢献する株式会社ダイセキの挑戦を紹介します。
 企業担当者や他学部の学生とSDGsについて学び合い、交流を深める機会でもあります。
 是非ご参加ください。
 
・日  時:令和5年12月20日(水)14:50 ~ 16:20
・開催場所:九州大学伊都キャンパス
      イースト2号館 E-112
・対  象:在学生
・定  員:100名
・参 加 費:無料
・申込方法:事前申し込みの必要あり
・申込締切:令和5年12月18日(月)
・お問合せ先:九州大学人社系協働研究・教育コモンズ
【E-mail】enquiry-commons★cmns.kyushu-u.ac.jp
※メールアドレスの★を@に変更してください。

詳細はこちら↓
https://www.kyushu-u.ac.jp/ja/events/view/1644


【6】【12/22オンライン開催!】第98回
   サイエンスカフェ@ふくおか開催のお知らせ

 「サイエンスカフェ@ふくおか」は講師と参加者の距離感を出来るだけなくし、どなたでも気軽に参加でき、気軽に質問できるイベントです。
 今回のテーマは、「二酸化炭素の循環の謎に迫る!~二酸化炭素は燃料になり得るのか~」です。
 みなさまのご参加を心よりお待ちしております。

・日  時:令和5年12月22日(金)19:00 ~ 20:30
・開催場所:オンライン(Zoom)
・対  象:一般、高校生、在学生、教職員、その他
・定  員:先着 40名
・参 加 費:無料
・申込方法:事前申し込みの必要あり
・申込締切:令和5年12月22日(金)
      ※定員になり次第、締め切り
・お問合せ先:社会連携推進室
【電話】092-802-2301
【FAX】092-802-6249

詳細はこちら↓
https://www.kyushu-u.ac.jp/ja/events/view/1638


■ お知らせ   ━━━━━━━━━━━━・・・・・‥‥‥……

【1】同窓会・サークル活動等で同窓生・教職員が
   無料で利用できるウェブサイトのご案内

 九州大学では、同窓生等の方々が「無料」で利用できる九州大学校友会ウェブサイトを提供しております。同窓生や教職員等を構成員とする様々なグループにご利用いただいております。
 各種行事のご案内、名簿管理、掲示板機能等により、グループの更なる活性化と、事務局(幹事)の方の負担軽減にお役立てください。
 今なら「先着」で「九大百年の手ぬぐい」をプレゼントします!数には限りがありますので、お早めにお申込みください。

◇詳細はこちら
https://koyukai.kyushu-u.ac.jp/


【2】九州大学生涯メールアドレスサービス
   メール転送システム(@kyudai.jp)の
   登録情報更新のお願い

 メール転送サービスをご利用の皆様、ご愛顧いただきありがとうございます。
 ご利用の皆様におかれましては、有効なメールアドレスを転送先に設定してください。
 メールマガジンの受信が3回連続でエラーとなった場合、転送先メールアドレスが無効になっていると判断されアカウントが休止状態となり、6か月後に自動で退会となります。
 卒業や退職により転送先メールアドレスが無効になってしまう事象が多く発生しておりますので、可能な限り転送先は複数設定するか、全学基本メール以外のアドレスを利用されることをおすすめしています。

◇ログイン後、マイページより各種変更が行えます。
https://kyudai.jp/


※本メルマガは、原稿作成時点で確認できた九州大学HP内の記事等を担当にて編集のうえ掲載しております。
 HPの記事が多い場合等は、掲載を見送ることもございます。ご了承ください。


編集・発行:九州大学生涯メールアドレスサービス
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 このメールアドレス宛に直接ご返信されても対応できませんのでご了承ください。