20240420_Qdai-mail通信 第587号(九州大学フォーラムKYUDAI NOW in Thailand 2024)
20240420 Qdai-mail通信 第587号
(九州大学フォーラム「KYUDAI NOW in Thailand 2024」)
をお届けします。(令和6年4月20日配信)
■ 九州大学基金からのお知らせ ━━━━━━━━━━━━・・・・・‥‥‥………
◇ 九州大学基金では、みなさまからの
温かいご支援をお待ちしています
いただいた貴重なご寄附は、学生に対する経済支援や教育研究活動に対する支援などに、有効かつ大切に活用させていただいております。
引き続き皆さまからのご支援、どうぞよろしくお願いいたします。
なお、九州大学基金へのご寄附は確定申告をすることで税制上の優遇措置を受けることができ(※)、一定額以上を寄附いただいた方には、九大会員制度をはじめとする様々な特典や顕彰をご用意しています。
※日本国内居住の方が対象となります。法人は寄附金全額損金算入することができます。
詳しくは九州大学基金ホームページをご覧ください。
https://kikin.kyushu-u.ac.jp/
また、ホームページでは寄附のメニュー紹介のほか、支援を受けた学生や研究者等の声、実際にご寄附頂いた寄附者の声も随時掲載しています。
SNSでも日々の基金の活動など発信しております。
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■ トピックス ━━━━━━━━━━━━・・・・・‥‥‥………
【1】九州大学フォーラム「KYUDAI NOW in Thailand 2024」
九州大学アジア・オセアニア研究教育機構は2024年3月12日、タイのバンコク都内において九州大学フォーラム「KYUDAI NOW in Thailand 2024」を開催しました。
本イベントは海外の九州大学同窓生や福岡県にまつわる方々をはじめ、現地の教育・企業・行政関連の方々など、広く社会一般に最新の研究成果と活動について情報発信し、人的ネットワークの拡大を目的とするものです。2022年度から実施し、これまでにインドネシア、オーストラリア、タイ、ベトナム、バングラデシュで開催しており、タイでは2回目の開催となりました。
今回のKYUDAI NOWは石橋総長が初めて出席されました。
◇詳細(全文)はこちら
https://www.kyushu-u.ac.jp/ja/topics/view/2069
【2】多様性を解き放つ三年間、そしてその先へ
~社会包摂デザイン・イニシアティブ シンポジウム開催~
2024年2月28日に、九州大学大橋キャンパスで「多様性を解き放つため——社会包摂デザイン3年目の問いかけ」と題したシンポジウムが開催されました。元九州芸術工科大学教授でお茶の水女子大学の波平恵美子名誉教授、及び東京大学副学長で同大学大学院情報学環の林香里教授をお迎えし、文化人類学とメディアの視点から、人間の多様性と普遍性、そして多様性の意義について深く掘り下げた基調講演を行いました。その後、パネルディスカッションでは、九州大学大学院芸術工学研究院の谷正和名誉教授、中村美亜教授、工藤真生助教が、「主体性」や「権力関係」など重要なトピックで基調講演者と意見交換を行いました。
◇詳細(全文)はこちら
https://www.kyushu-u.ac.jp/ja/topics/view/2068
【3】スウェーデン・チャルマース工科大学
Eva Olsson教授が来学
~電子顕微鏡の研究ワークショップを開催し
若手研究者と交流~
2024年3月21日、スウェーデンのチャルマース工科大学より、Eva Olsson 教授(以下、Olsson教授)が九州大学を来訪されました。
当日Olsson教授は、九州大学の萩島理副理事(研究担当)、山本元司工学研究院長、そして、かねてより交流を続けてきた松村晶名誉教授や金子賢治教授らと懇談されたあと、九州大学超顕微解析研究センター主催のワークショップ「Workshop of Advanced Microscopy and Microanalysis」にて基調講演を行いました。
◇詳細(全文)はこちら
https://www.kyushu-u.ac.jp/ja/topics/view/2070
【4】盛山正仁文部科学大臣が九州大学を視察
令和6年3月30日(土)、盛山 正仁(もりやま まさひと)文部科学大臣が、九州大学を訪れ、大学執行部や学生との意見交換及び伊都キャンパスの視察が行われました。
盛山大臣は、はじめに、石橋総長、荒殿理事・プロボストらと、九州大学が目指す「総合知で社会変革を牽引する大学」の実現に向けて策定した「Kyushu University VISION 2030」の取組等について、意見交換を行いました。
◇詳細(全文)はこちら
https://www.kyushu-u.ac.jp/ja/topics/view/2071
【5】令和6年度科学技術分野の文部科学大臣表彰
「科学技術賞」及び「若手科学者賞」について
科学技術に関する研究開発、理解増進等において顕著な成果を収めた者について、その功績を讃えることにより科学技術に携わる者の意欲の向上を図り、もって我が国の科学技術水準の向上に寄与することを目的とする科学技術分野の文部科学大臣表彰を、11名の九州大学教員が受賞しました。
◇詳細(全文)はこちら
https://www.kyushu-u.ac.jp/ja/topics/view/2064
【6】九州大学大学院芸術工学研究院等と那珂川市が
連携協力協定を締結
九州大学大学院芸術工学研究院、大学院芸術工学府及び芸術工学部と那珂川市は2050年のカーボンニュートラル社会の実現に向け、環境に基軸をおいたまちづくりや人づくり、都市環境デザインの分野で相互に協力することを目的に連携協力協定を締結しました。
◇詳細(全文)はこちら
https://www.design.kyushu-u.ac.jp/topics/22304/
■ 九州大学研究成果 ━━━━━━━━━━━━・・・・・‥‥‥………
【1】世界初、原発から放出された放射性セシウム原子の
可視化に成功
~福島第一原発炉内に残るデブリの性状把握に
繋がる新たな知見~
福島第一原子力発電所から放出された放射性セシウム(Cs)の化学形態は完全には解明されておらず、より詳細な原子スケールの観察による化学形態の解明が望まれていました。しかし、放出された放射性Csは環境中での濃度が極度に低いために直接観察することが困難です。これまでに高濃度放射性セシウム含有微粒子(CsMP)というCs, Si, Fe, Znを主成分とするガラス状の微粒子を分析して、その内部にポルサイトという高い濃度のCsを含むゼオライトが存在することを見つけていました。しかしゼオライトは電子顕微鏡で観察する時の電子線照射で損傷しやすく、原子の直接観察は困難でした。
九州大学大学院理学研究院の宇都宮聡准教授、大学院理学府修士1年宮﨑加奈子らの研究グループは、ゼオライト構造の電子線耐久性が組成に依存することに注目し、原発近傍の土壌から単離された3つのポルサイト含有CsMPに対して原子分解能走査透過電子顕微鏡観察を行いました。
◇詳細(全文)はこちら
https://www.kyushu-u.ac.jp/ja/researches/view/1065
【2】顔面発症感覚運動ニューロノパチー(FOSMN)の
臨床像を解明
~早期診断・治療・社会資源導入につながることが
期待される~
九州大学大学院医学研究院の山﨑亮准教授、大学院医学系学府博士課程4年の江千里らの研究グループは、国内初のFOSMN症候群の全国臨床疫学調査を実施し、国内における推計患者数、FOSMNの詳細な患者像や免疫治療への反応性などを明らかにしました。更に、世界で初めてFOSMNの病型分類を行い、FOSMNの中でも特に進行の早い一群があることを発見しました。国内におけるFOSMNの臨床像が明らかになったことで、疾患の周知、早期診断や適切なタイミングでの治療介入、社会福祉サービスの導入が可能となることが期待されます。
◇詳細(全文)はこちら
https://www.kyushu-u.ac.jp/ja/researches/view/1066
【3】赤ちゃん星の"くしゃみ"を捉えたか?
~アルマ望遠鏡が目撃したダイナミックな磁束放出~
大学院理学研究院
徳田一起 学術研究員/特任助教
九州大学大学院理学研究院特任助教徳田一起らの研究チームは、おうし座分子雲にある、MC 27という分子雲コアに潜む原始星(赤ちゃん星)をアルマ望遠鏡で観測しました。その結果、赤ちゃん星を取り巻く円盤から数天文単位の大きさを持つ「棘(とげ)」のようなものが世界で初めて見つかりました。研究チームは理論研究との比較から、「交換型不安定性」という現象に着目しました。この現象では、円盤の縁に磁力が集中した際に重力中心の原始星から外側に向かう浮力が働き、突発的な爆発現象のようにして短時間で磁束が放出されます。短いタイミングで一気に磁力を外に追いやることから、人間の「くしゃみ」にも似ています。この不安定性が起こった瞬間に磁束が円盤の外側に飛び出してガスの空洞が作られます。「棘(とげ)」は、空洞の周りのリング状のガスのうちの濃い部分が観測されたものだと考えられ、磁束が飛び出す現場を捉えたものと解釈できます。
◇詳細(全文)はこちら
https://www.kyushu-u.ac.jp/ja/researches/view/1070
■ 特集 ━━━━━━━━━━━━・・・・・‥‥‥………
◇ CloseUp! 九大 宇宙天気を解明し地球の未来を拓く
~国際色豊かな仲間と宇宙天気の謎に挑む~
国際協働を推進する九州大学の中でも、Liu Huixin教授が率いる大気圏電離圏融合宇宙天気科学研究室は、特に国際色豊かな研究室です。主要な研究テーマである「宇宙天気」は近年国際的に注目されており、私たちの日常生活にも実は密接に関わっています。
◇詳細(全文)はこちら
https://www.kyushu-u.ac.jp/ja/topics/view/2054
■ イベント ━━━━━━━━━━━━・・・・・‥‥‥………
イベント開催日時等は、変更となることがあります。
詳細は随時本学Webサイトをご確認ください。
【1】【学内向け】海外留学フェア2024
九大生のための海外留学フェアを開催します。
留学情報を幅広く収集するための年1回の貴重な機会です。
交換留学、短期留学、奨学金、フライト等の情報を提供します。
また、留学経験者による相談会、大学間交換留学&留学の奨学金についての説明会も開催します。
・日 時:令和6年4月23日(火) ~
令和6年4月25日(木)
※昼休み&5時限
・開催場所:九州大学伊都キャンパス
センター1号館&2号館各教室
6号館学生交流サロン
・対 象:在学生
・定 員:無し
・参 加 費:無料
・お問合せ先:国際部留学課海外留学係
【電話】092-802-2209
【FAX】092-802-2287
【E-mail】intlrryugaku★jimu.kyushu-u.ac.jp
※メールアドレスの★を@に変更してください。
詳細はこちら↓
https://www.kyushu-u.ac.jp/ja/events/view/1745
【2】九州大学附属図書館 貴重文物展示
「続・雅俗繚乱 ―江戸の秘本・珍本・自筆本―」
九州大学附属図書館では、九州大学が所蔵する貴重資料を広く公開するため、毎年、貴重文物展示を開催しています。今回は、九州大学を代表する 所蔵コレクションである「雅俗文庫」の展示を行います。
あわせて、江戸時代の思想・文学をご専門とする川平敏文教授(九州大学大学院人文科学研究院)によるギャラリートークや講演会も予定しています。多くの皆様のご来場をお待ちしております。
・日 時:≪展示会≫
令和6年5月10日(金)10:00 ~
令和6年6月29日(土)17:00
※日曜休館
≪ギャラリートーク≫
令和6年5月18日(土)13:30 ~ 14:00
・開催場所:展示会・ギャラリートーク
九州大学伊都キャンパス フジイギャラリー
・対 象:一般、高校生、在学生、教職員、その他
・定 員:展示会:無し
ギャラリートーク:先着10名
・参 加 費:無料
・申込方法:展示会:申込不要
ギャラリートーク:事前申し込みの必要あり
・お問合せ先:九州大学附属図書館 利用者サービス課サービス企画係
【電話】092-802-2480
【FAX】092-802-2479
【E-mail】touservice★jimu.kyushu-u.ac.jp
※メールアドレスの★を@に変更してください。
詳細はこちら↓
https://www.kyushu-u.ac.jp/ja/events/view/1747
【3】九州大学附属図書館貴重文物展示関連講演会
「江戸文化の路地裏へ―中野三敏が愛した和本たち―」
九州大学を代表する所蔵コレクションである「雅俗文庫」の展示に関連し、江戸時代の思想・文学をご専門とする川平敏文教授(九州大学大学院人文科学研究院)による講演会「江戸文化の路地裏へ―中野三敏が愛した和本たち―」を行ないます。多くの皆様のご来場をお待ちしております。
・日 時:令和6年5月18日(土)14:30 ~ 15:50
・開催場所:ハイブリッド開催
現地:九州大学伊都キャンパス
中央図書館4階Sky Cute.Commons
オンライン
・対 象:一般、高校生、在学生、教職員、その他
・定 員:無し
・参 加 費:無料
・申込方法:事前申し込みの必要あり
・申込締切:令和6年5月16日(木)
・お問合せ先:九州大学附属図書館 利用者サービス課サービス企画係
【電話】092-802-2480
【FAX】092-802-2479
【E-mail】touservice★jimu.kyushu-u.ac.jp
※メールアドレスの★を@に変更してください。
詳細はこちら↓
https://www.kyushu-u.ac.jp/ja/events/view/1748
【4】先駆的科学計算フォーラム2024
九州大学情報基盤研究開発センターでは、最新のハイパフォーマンスコンピューティング(HPC)に関する先端的研究成果の紹介や研究用計算機システム利用者の情報交換の場として、標記フォーラムを開催いたします。フォーラムはどなたでも参加可能です。センターの研究用計算機システムを使われたことがない方、計算科学に興味をお持ちの方の参加も歓迎いたします。
・日 時:令和6年5月17日(金)10:00 ~ 18:00
・開催場所:九州大学伊都キャンパス
情報基盤研究開発センター 2階 多目的教室
・対 象:一般
・定 員:無し
・参 加 費:無料
・申込方法:事前申し込みの必要あり
・申込締切:令和6年5月16日(木)
・お問合せ先:九州大学 情報統括本部 HPC事業室
【E-mail】request★iii.kyushu-u.ac.jp
※メールアドレスの★を@に変更してください。
詳細はこちら↓
https://www.kyushu-u.ac.jp/ja/events/view/1743
【5】【学内向け】九州大学人社系副専攻プログラム
SDGsセミナーvol.6
~生活者のサステナブル行動の
「いま」から「今後」を考える~
本セミナーでは、持続可能な社会に向けた活動に取組む企業担当者にご講演いただき、人文社会科学の多様な視点から社会課題を考える必要性について学ぶセミナーです。
vol.6は、国内最大手のマーケティングリサーチ企業としてSDGs 実現に取組むインテージグループの挑戦を紹介します。
企業担当者や他学部の学生とSDGsについて学び合い、交流を深める機会でもあります。是非ご参加ください。
・日 時:令和6年5月22日(水)14:50 ~ 16:30
・開催場所:九州大学伊都キャンパス
イースト2号館 E-112
・対 象:在学生
・定 員:先着 100名
・参 加 費:無料
・申込方法:事前申し込みの必要あり
・申込締切:令和6年5月20日(月)
・お問合せ先:九州大学人社系協働研究・教育コモンズ
【E-mail】enquiry-commons★cmns.kyushu-u.ac.jp
※メールアドレスの★を@に変更してください。
詳細はこちら↓
https://www.kyushu-u.ac.jp/ja/events/view/1749
■ お知らせ ━━━━━━━━━━━━・・・・・‥‥‥……
【1】同窓会・サークル活動等で同窓生・教職員が
無料で利用できるウェブサイトのご案内
九州大学では、同窓生等の方々が「無料」で利用できる九州大学校友会ウェブサイトを提供しております。同窓生や教職員等を構成員とする様々なグループにご利用いただいております。
各種行事のご案内、名簿管理、掲示板機能等により、グループの更なる活性化と、事務局(幹事)の方の負担軽減にお役立てください。
◇詳細はこちら
https://koyukai.kyushu-u.ac.jp/
【2】九州大学生涯メールアドレスサービス
メール転送システム(@kyudai.jp)の
登録情報更新のお願い
メール転送サービスをご利用の皆様、ご愛顧いただきありがとうございます。
ご利用の皆様におかれましては、有効なメールアドレスを転送先に設定してください。
メールマガジンの受信が3回連続でエラーとなった場合、転送先メールアドレスが無効になっていると判断されアカウントが休止状態となり、6か月後に自動で退会となります。
卒業や退職により転送先メールアドレスが無効になってしまう事象が多く発生しておりますので、可能な限り転送先は複数設定するか、全学基本メール以外のアドレスを利用されることをおすすめしています。
◇ログイン後、マイページより各種変更が行えます。
https://kyudai.jp/
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編集・発行:九州大学生涯メールアドレスサービス
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