Qdai-mail通信

20230410_Qdai-mail通信 第550号(九州大学が国内6位 THE 日本大学ランキング2023)

   20230410Qdai-mail通信 第550号
(九州大学が国内6位 THE 日本大学ランキング2023)
   をお届けします。(令和5年4月10日配信)


■ 九州大学基金からのお知らせ ━━━━━━━━━━━━・・・・・‥‥‥………

 これからの九大に 九大生の未来に あなたの力を

 九州大学基金では、みなさまからの温かいご支援をお待ちしています。
 いただいた貴重なご寄附は、学生に対する経済支援や教育研究活動に対する
支援などに、有効かつ大切に活用させていただきます。
 また、一定額以上を寄附いただいた方には、九大会員制度をはじめとする
様々な特典や顕彰をご用意しています。

 詳しくは九州大学基金ホームページをご覧ください。
 https://kikin.kyushu-u.ac.jp/

 SNSでは日々基金の活動、支援を受けた学生や研究者等の声など発信しております。
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■ トピックス ━━━━━━━━━━━━・・・・・‥‥‥………

【1】九州大学が国内6位 THE 日本大学ランキング2023

 ベネッセグループと英国の教育専門誌のタイムズ・ハイヤー・エデュケーション
(THE)は2023年3月23日、日本版の大学ランキングを発表しました。
 九州大学は昨年度から1ランクアップし、国内6位でした。

◇詳細(全文)はこちら
https://www.kyushu-u.ac.jp/ja/topics/view/1924


【2】九州大学と沖縄科学技術大学院大学(OIST)が包括連携協定を締結

 九州大学と沖縄科学技術大学院大学学園(以下「OIST」)は、学術交流を促進すると
ともに、テクノロジー、アントレプレナーシップなど、多様な分野における相互の
連携を強化していくため、このたび包括連携協定を締結しました。

◇詳細(全文)はこちら
https://www.kyushu-u.ac.jp/ja/topics/view/1925


【3】111周年VISION EXPOシンポジウム
   「九州大学×社会共創『社会と大学をつなぐ挑戦』みんなでつくる総合知」
   を開催

 令和5年3月6日に九州大学稲盛財団記念館とオンラインのハイブリッド形式にて、
VISION EXPOシンポジウム「九州大学×社会共創『社会と大学をつなぐ挑戦』みんなで
つくる総合知」を開催し、会場・オンライン合わせて約200名の方にご参加いただき
ました。

◇詳細(全文)はこちら
https://www.kyushu-u.ac.jp/ja/topics/view/1919


【4】バッハ・コレギウム・ジャパン・ウィークを開催

 九州大学創立111周年記念VISION EXPOの一環として、九州大学客員教授の
鈴木優人先生が首席指揮者を務める、世界の第一線で活躍するオリジナル楽器の
スペシャリストを擁して結成したオーケストラと合唱団『BACH COLLEGIUM JAPAN
バッハ・コレギウム・ジャパン』(BCJ)による演奏会を 2023年3月17日(金)に
アクロス福岡 シンフォニーホールにて開催いたしました。

◇詳細(全文)はこちら
https://www.kyushu-u.ac.jp/ja/topics/view/1929


【5】九州大学石橋総長がBeCATセンター長・重松象平先生のご案内で
   「クリスチャン・ディオール、夢のクチュリエ」展を訪問

 2023年2月28日、石橋総長が東京都現代美術館で開催中の「クリスチャン・
ディオール、夢のクチュリエ」展を訪問しました。
 九州大学BeCATセンター長で建築家の重松象平先生が、同展の会場デザインを
担当しており、当日は、重松先生のご案内で、ファッションの歴史なども交えながら、
空間の構成、デザインをご説明いただきました。

◇詳細(全文)はこちら
https://www.kyushu-u.ac.jp/ja/topics/view/1930


■ 九州大学研究成果 ━━━━━━━━━━━━・・・・・‥‥‥………

【1】兆候から発見へ:世界最高エネルギー衝突型加速器LHCが生成する
   ニュートリノをFASER国際共同実験が初観測

 FASER国際共同実験は日本からの若手研究者が中核として推進し、九州大学先端
素粒子物理研究センターの音野瑛俊助教、高エネルギー加速器研究機構素粒子
原子核研究所、清華大学、九州大学基幹教育院の有賀智子助教、河原宏晃学術研究員、
千葉大学、ベルン大学、名古屋大学などが参加しています。

◇詳細(全文)はこちら
https://www.kyushu-u.ac.jp/ja/researches/view/897

【2】アンドロゲン受容体の重複進化による、“かたちと繁殖行動”の多様化
   ~魚類のオスの装飾的なかたちや求愛行動を爆発的に進化させた起爆剤を解明~

 九州大学大学院農学研究院附属国際農業教育・研究推進センター、農学研究院水族
分子発生学研究室の荻野由紀子准教授を中心とする、京都大学、基礎生物学研究所、
福井県立大学、岡山大学、広島大学、東京理科大学、横浜市立大学らの研究グループは、
真骨魚類の系統で特異的に起きた全ゲノム重複により、男性ホルモン(アンドロゲン)
の作用を遺伝子発現に変換するアンドロゲン受容体遺伝子のコピー数が2つに増えた
ことに着目し、メダカにおける2つの遺伝子コピーの役割について変異体を用いて
詳しく比較しました。

◇詳細(全文)はこちら
https://www.kyushu-u.ac.jp/ja/researches/view/899


【3】安定的で高効率発光を示すラジカルを開発

 九州大学先導物質化学研究所のアルブレヒト建准教授、総合理工学府博士課程3年の
Rui Xiaotian、株式会社MOLFEX、京都大学、産業技術総合研究所、東京理科大学、
英国ダラム大学らの研究グループは、発光ラジカルの1つとして知られている
TTMラジカルに対して、樹状高分子(デンドリマー)を結合させることで、
TTMラジカルの発光効率を2%から63%にまで向上させ、赤色発光させることに
成功しました。

◇詳細(全文)はこちら
https://www.kyushu-u.ac.jp/ja/researches/view/900


【4】絶滅危惧種のバラに虫こぶを作る新種のタマバチを発見
   ~新種のタマバチと天敵寄生蜂に連鎖的な絶滅の危機~

 サンショウバラの主に葉に虫こぶを作るタマバチとその天敵である寄生蜂を
小川治夫氏が採集して、その研究を九州大学大学院比較社会文化研究院の
阿部芳久教授に託されました。そこで阿部教授は比較社会文化研究院の松尾和典講師、
井手竜也客員准教授(国立博物館動物研究部研究員)、地球社会統合科学府
博士課程3年の鄔亜嬌(ウーアキョウ)大学院生、神戸大学と共同研究を行い、
虫こぶを作るタマバチとその寄生蜂2種の形態について精査し、DNAバーコード領域
のDNA 塩基配列も調べました。

◇詳細(全文)はこちら
https://www.kyushu-u.ac.jp/ja/researches/view/901


【5】国産スギ材の香りで視覚的変化への「気づき」の反応を高める!
   ~木材から揮発する香りの脳科学的機能性解明の進展に期待~

 九州大学大学院農学研究院の中島大輔特任助教、清水邦義准教授らの研究チームと
協同組合 木の家の健康を研究する会による共同研究グループは、スギ材の香り成分が、
人の脳が視覚的な変化を検出する際の脳機能を高めることを、脳波による神経生理学的
実験によって明らかにしました。

◇詳細(全文)はこちら
https://www.kyushu-u.ac.jp/ja/researches/view/902


【6】“百聞は一見に如かず” 動作する全固体電池内部を透かし見る
   ~全固体リチウム硫黄電池の実現へ、正極内部の反応前線形成を
    中性子オペランド計測で可視化~

 九州大学工学研究院応用化学部門の大野真之助教は、Technische Universität
Berlin、Justus-Liebig-Universität Gießen、University of Münster、
Helmholtz-Zentrum Berlin für Materialien und Energie (HZB)と共同で、
動作中の全固体硫黄正極内部のリチウム輸送現象を、中性子線を用いて
世界で初めて可視化しました。

◇詳細(全文)はこちら
https://www.kyushu-u.ac.jp/ja/researches/view/898


【7】漆生産量は樹と葉の大きさがポイント
   ~漆生産量の多い個体を選抜し、国産漆増産に貢献~

 森林研究・整備機構森林総合研究所と九州大学の研究グループは、漆生産量の
多い個体は樹が太く、葉が大きいことを明らかにしました。
 国宝・重要文化財の修理に欠かせない国産漆の増産は、我が国の伝統文化の継承に
不可欠です。漆増産に向けて漆生産量の多い個体を選抜することは重要ですが、
どのような個体において漆生産量が多くなるのかよく分かっていませんでした。

◇詳細(全文)はこちら
https://www.kyushu-u.ac.jp/ja/researches/view/904


【8】電気化学発光分野の新展開!
   ~蛍光色素に防護具(プロテクター)を装着し、驚異的な発光強度増強を実現~

 兵庫県立大学、九州大学大学院工学研究院の石松亮一助教、小野利和准教授らの
研究グループは、有機色素の新しい化学修飾の手法を開発し、電気化学発光を
飛躍的に向上させることに成功しました。

◇詳細(全文)はこちら
https://www.kyushu-u.ac.jp/ja/researches/view/903


【9】宇宙線加速の新たな理論モデルを構築
   ~波のエネルギーを宇宙線エネルギーに変換~

 九州大学大学院総合理工学研究院の諌山翔伍助教、高橋健太修士2年学生、
松清修一教授、大阪大学レーザー科学研究所の研究グループは、2つのプラズマの波
(アルフベン波)が対向伝搬する状況に着目しました。互いに逆向きに伝搬している
2つの波が衝突し、さらにそれらの波の振幅がある閾値を超えていると、
これまでにない非常に高効率な粒子加速が起こることを理論・シミュレーションにより
示しました。

◇詳細(全文)はこちら
https://www.kyushu-u.ac.jp/ja/researches/view/906


■ イベント ━━━━━━━━━━━━・・・・・‥‥‥………

 イベント開催日時等は、変更となることがあります。
詳細は随時本学Webサイトをご確認ください。

【1】公開講座:途上国の課題に福岡の技術が活きる
   講師:国連ハビタット福岡本部 本部長補佐官 星野幸代氏

 都市化と居住の問題に取り組む国連ハビタットは福岡で唯一の国連機関です。
 紛争や災害後の再建復興等に加え、福岡の中小企業や自治体の技術移転も
積極的に取り組んでいます。アジア太平洋地域やアフリカで福岡の技術が
どう活かされているのか話します。

・日  程:令和5年4月19日(水) 17:00 ~
・開催場所:九州学士会 会議室(天神ビル8階)
・対  象:一般、学士会会員
・定  員:先着 35名
・参 加 費:一般 1,000円 / 学士会会員 無料
・申込方法:事前申し込みの必要あり
・申込締切:令和5年4月17日(月)
・お問合せ先:九州学士会 事務局
【FAX】092-402-3351
【E-mail】k-gakusi★themis.ocn.ne.jp
※メールアドレスの★を@に変更してください。

詳細はこちら↓
http://gakushif.com/


【2】大野城市庁舎にプロジェクションマッピングを実施中

 九州大学と大野城市との連携協定に基づき、市制50周年記念事業として
プロジェクションマッピングを実施しています。大野城市の過去・現在・未来における
「想い」を次の世代に繋いでいく作品のコンセプトです。

・日  時:令和5年3月31日(金) 19:30 ~ 令和5年4月30日(日) 20:00
・開催場所:大野城市まどか広場・市役所南駐車場
・対  象:一般向け、高校生、小・中学生、在学生、教職員
・定  員:無し
・参 加 費:無料
・お問合せ先:金 大雄

詳細はこちら↓
https://www.kyushu-u.ac.jp/ja/events/view/1454


【3】第91回アジア・オセアニア研究教育機構(Q-AOS)Brown Bag Seminar Series
   「インドネシアに留学しよう:過去から未来へ」

 九州大学アジア・オセアニア研究教育機構(Q-AOS)では「Brown Bag Seminar
Series」を毎週水曜日のランチタイムに開催しております。九州大学のアジア・
オセアニア地域やSDGsに関連する最新の研究活動を多くの方に知っていただき、
異分野研究ネットワークや交流やきっかけの場を提供しております。

・日  時:令和5年4月12日(水)12:10 ~ 12:50
・開催場所:オンライン(Zoom Webinar)
・対  象:一般、高校生、小・中学生、在学生、教職員、その他
・定  員:先着 500名
・参 加 費:無料
・申込方法:事前申し込みの必要あり
・申込締切:令和5年4月12日(水)
・お問合せ先:IQ支援室
【E-mail】aoevent★jimu.kyushu-u.ac.jp
※メールアドレスの★を@に変更してください。

詳細はこちら↓
https://www.kyushu-u.ac.jp/ja/events/view/1455


【4】第92回サイエンスカフェ@ふくおか「未来の公共空間の謎に迫る!」

 まちに住む人、訪れる人、働く人がみんなの手で考え、つくるこれからのまちの
オープンスペースとは?
公共的な意思決定をどのように反映させていくのか?
那珂川沿いの公共空間で多様な主体の人たちと進めるチャレンジ、取り組みを中心に
紹介しながら、未来の公共空間の謎について迫ります!

・日  時:令和5年4月21日(金)19:00 ~ 20:30
・開催場所:オンライン(Zoom)
・対  象:一般、高校生、小・中学生、在学生、教職員
・定  員:先着 40名
・参 加 費:無料
・申込方法:事前申し込みの必要あり
・申込締切:定員になり次第締切
・お問合せ先:社会連携推進室
【電話】092-802-2301
【E-mail】syarenkei★jimu.kyushu-u.ac.jp
※メールアドレスの★を@に変更してください。

詳細はこちら↓
https://www.kyushu-u.ac.jp/ja/events/view/1459


【5】人社系副専攻プログラムSDGsセミナー vol.1
   「イオン九州のSDGs実現に向けた挑戦」

 本セミナーでは、持続可能な社会に向けた活動に取り組む企業担当者にご講演
いただき、人文社会科学の多様な視点から社会課題を考える必要性について学ぶ
6回シリーズのセミナーです。vol.1は、九州最大の小売企業としてSDGs実現に
取り組むイオン九州株式会社のサステナブル経営への挑戦を紹介します。

・日  時:令和5年4月26日(水)14:50 ~ 16:20
・開催場所:九州大学伊都キャンパス イースト2号館E-112
・対  象:在学生、教職員
・定  員:先着 100名
・参 加 費:無料
・申込方法:事前申し込みの必要あり
・申込締切:令和5年4月24日(月)
・お問合せ先:九州大学 人社系協働研究・教育コモンズ 事務局
【電話】092-802-6486
【E-mail】enquiry-commons★cmns.kyushu-u.ac.jp
※メールアドレスの★を@に変更してください。

詳細はこちら↓
https://www.kyushu-u.ac.jp/ja/events/view/1458


■ お知らせ   ━━━━━━━━━━━━・・・・・‥‥‥……

【1】同窓会・サークル活動等で同窓生・教職員が無料で利用できる
   ウェブサイトのご案内

 九州大学では、同窓生等の方々が「無料」で利用できる九州大学校友会ウェブサイト
を提供しております。同窓生や教職員等を構成員とする様々なグループにご利用
いただいております。
各種行事のご案内、名簿管理、掲示板機能等により、
グループの更なる活性化と、事務局(幹事)の方の負担軽減にお役立てください。
今なら「先着」で「九大百年の手ぬぐい」をプレゼントします!
数には限りがありますので、お早めにお申込みください。

◇詳細はこちら
https://koyukai.kyushu-u.ac.jp/


【2】九州大学生涯メールアドレスサービス 
   メール転送システム(@kyudai.jp)の登録情報更新のお願い

 メール転送サービスをご利用の皆様、ご愛顧いただきありがとうございます。
 ご利用の皆様におかれましては、有効なメールアドレスを転送先に設定してください。
 メールマガジンの受信が3回連続でエラーとなった場合、転送先メールアドレスが
無効になっていると判断されアカウントが休止状態となり、6か月後に自動で退会と
なります。
 卒業や退職により転送先メールアドレスが無効になってしまう事象が多く発生して
おりますので、可能な限り転送先は複数設定するか、全学基本メール以外のアドレスを
利用されることをおすすめしています。

◇ログイン後、マイページより各種変更が行えます。
https://kyudai.jp/


※本メルマガは、原稿作成時点で確認できた本学HP内の記事等を担当にて編集のうえ
 掲載しております。HPの記事が多い場合等は、掲載を見送ることもございます。
 ご了承ください。


編集・発行:九州大学生涯メールアドレスサービス
※このメールは送信専用アドレスから配信しております。