Qdai-mail通信

20240510_Qdai-mail通信 第589号(九州大学で「接続する人文学」DH国際シンポジウムを開催)

  20240510 Qdai-mail通信 第589号
  (九州大学で「接続する人文学」
   DH国際シンポジウムを開催)
   をお届けします。(令和6年5月10日配信)


■ 九州大学基金からのお知らせ ━━━━━━━━━━━━・・・・・‥‥‥………

◇ 九州大学基金では、みなさまからの
  温かいご支援をお待ちしています

 いただいた貴重なご寄附は、学生に対する経済支援や教育研究活動に対する支援などに、有効かつ大切に活用させていただいております。
 引き続き皆さまからのご支援、どうぞよろしくお願いいたします。
 
 なお、九州大学基金へのご寄附は確定申告をすることで税制上の優遇措置を受けることができ(※)、一定額以上を寄附いただいた方には、九大会員制度をはじめとする様々な特典や顕彰をご用意しています。
 ※日本国内居住の方が対象となります。法人は寄附金全額損金算入することができます。

 詳しくは九州大学基金ホームページをご覧ください。
 https://kikin.kyushu-u.ac.jp/

 また、ホームページでは寄附のメニュー紹介のほか、支援を受けた学生や研究者等の声、実際にご寄附頂いた寄附者の声も随時掲載しています。

 SNSでも日々の基金の活動など発信しております。
 ぜひフォロー・いいね!をお願いします!

Instagram:https://www.instagram.com/kyudaikikin/
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X(旧Twitter):https://twitter.com/kyudaikikin


■ トピックス ━━━━━━━━━━━━・・・・・‥‥‥………

【1】九州大学で「接続する人文学」DH国際シンポジウムを
   開催

 令和6年3月13日(水)、九州大学伊都キャンパスのジョナサン・KS・チョイ文化館でDH(デジタル・ヒューマニティズ)国際シンポジウム「接続する人文学」が開催され、九州大学に新たに設置予定の人文情報連係学府(仮称)の教育と研究について討議し、人文情報学の最新成果と研究動向を共有しました。
 
◇詳細(全文)はこちら
https://www.kyushu-u.ac.jp/ja/topics/view/2073


【2】11国立大学法人による九州・沖縄オープンユニバーシティ
   (KOOU)と台湾大学群12大学(UAAT)が
   国際連携について覚書を締結
 
 令和6年4月22日、九州・沖縄地区11国立大学法人による「九州・沖縄オープンユニバーシティ(KOOU)」と台湾の大学群学術プラットフォームである「The University Academic Alliance in Taiwan(UAAT)」が、国際的な連携協力に関する覚書を締結しました。
 KOOUは令和5年3月に発足し、11の国立大学法人間での研究力向上を中心とした連携協力を推進していくこととしていますが、今回、UAATとの連携を新たに結ぶことにより、九州・沖縄地区の国立大学が持つ強みを活かしながら、国際的な研究・教育、人材育成なども推進していく予定です。

◇詳細(全文)はこちら
https://www.kyushu-u.ac.jp/ja/topics/view/2074


【3】九州大学大学院芸術工学府で初めての
   ダブル・ディグリープログラム協定を締結

 2024年3月14日(木)に、九州大学大学院芸術工学府と台湾国立成功大学計画デザイン学大学院工業デザイン学科との間で、両大学の修士号が取得できるダブル・ディグリープログラム協定を締結しました。同日、台湾国立成功大学で執り行われた調印セレモニーには、九州大学大学院芸術工学研究院から尾本章研究院長、田村良一教授、牛尼剛聡准教授、稲村徳州助教が出席しました。

◇詳細(全文)はこちら
https://www.design.kyushu-u.ac.jp/topics/22111/


【4】九州大学大学院農学研究松山倫也特任教授が
   2024年度日本農学賞等を受賞!

 九州大学大学院農学研究院松山倫也特任教授が2024年度日本農学賞及び第61回読売農学賞を受賞しました。
 受賞対象となった研究業績は「海産有用魚類の比較生殖生理学-飼育実験系の構築とその応用-」です。
 「日本農学賞」は日本の農学研究者間における最高の栄誉とされるもので、「日本農学会」の前身である「農学会」による「農学賞」(農学賞牌)として大正14年から始まり、長い歴史を紡いでいます。また、「読売農学賞」は読売新聞社が農学分野の優れた研究を顕彰するものです。
 
◇詳細(全文)はこちら
https://ag.kyushu-u.ac.jp/news/topics/2024-1/


【5】令和6年度開学記念行事

 九州大学は5月11日を「本学記念日」とし、例年開学記念行事を開催しています。
 本年も5月13日(月)に「開学記念式典」と「開学記念講演会」を開催します。
 開催にあたっては、広く一般の方々にもご覧いただけるよう式典及び講演会のWeb配信を行います。

◇詳細(全文)はこちら
https://www.kyushu-u.ac.jp/ja/notices/view/2661


【6】オープンサイエンスを促進する研究データ
   管理用ストレージシステム「QRDM」を導入
   
 九州大学は、株式会社エクサから、オンプレミス型の研究データ管理用ストレージシステムを導入しました。九州大学ではこのシステムを「QRDM」と呼称し、運用を開始します。
 導入にあたっては、大容量データの保管とコストバリューを両立した日本アイ・ビー・エム株式会社のStorage製品(IBM Storage FlashSystem、IBM Tape製品など)を採用し、ファイル共有システム Nextcloudを組み合わせています。

◇詳細(全文)はこちら
https://www.kyushu-u.ac.jp/ja/notices/view/2671


【7】能登半島地震によって変化した海底地形の調査
   ~はじめて沿岸域のマルチビーム測深調査を実施~

 今年1月に発生した能登半島地震により、能登半島北岸は隆起しましたが、これまでに実施された海域調査では沿岸浅海域の三次元地形調査は行われていませんでした。
 この度、九州大学大学院比較社会文化研究院の菅浩伸教授らの研究グループは、マルチビーム音響測深機を用いて沿岸浅海底地形を可視化し、能登半島地震を引き起こした海底活断層の存在を探ります。また、港周辺における安全な航路を確保するため、暫定的な海底地形情報を地元に提供することも目的としています。

◇詳細(全文)はこちら
https://www.kyushu-u.ac.jp/ja/notices/view/2674


■ 九州大学研究成果 ━━━━━━━━━━━━・・・・・‥‥‥………

【1】卵子・精子のDNAが受精後に正しく機能するための
   仕組みを解明
   ~流産・男性女性の不妊の原因解明、治療法開発へ期待~
    九州大学生体防御医学研究所 久保直樹特任講師

 国内で不妊の検査や治療を受けたことがある夫婦は18.2%、また死産・流産を経験したことのある夫婦の割合は全体の15.3%にのぼります。男女の不妊や流産の原因を明らかにし、その予防や治療に貢献するためには、卵子と精子それぞれの遺伝子が受精後に働く仕組み(エピゲノム)を解明することが望まれています。
 九州大学生体防御医学研究所(当時)の久保直樹特任講師(現・大阪大学)と九州大学 生体防御医学研究所・高等研究院の佐々木裕之特別主幹教授らの研究グループは、代表的なエピゲノム修飾の一つであるDNAメチル化を、マウス卵子、及び精子のDNAに正確に付加するタンパク質の機能的役割を明らかにしました。

◇詳細(全文)はこちら
https://www.kyushu-u.ac.jp/ja/researches/view/1071


【2】シベリア森林火災の大気質・気候・経済への包括的な
   影響を現在及び近未来気候条件の感度実験から初めて評価
   ~森林火災による大気エアロゾルは気候、
    人の健康から経済にまで影響を与える~
    九州大学応用力学研究所 竹村俊彦主幹教授

 北海道大学、東京大学、九州大学応用力学研究所の竹村俊彦主幹教授、北海道大学、千葉大学による研究グループは、シベリア森林火災が気候、大気質、経済に与える影響について、MIROC5気候モデルを用いて感度実験による現在及び近未来(2030年)の気候条件下で森林火災増加を仮定した全球感度数値シミュレーションを行い、その解析から包括的な評価を初めて行いました。
 シベリア森林火災の強度が強まり大気エアロゾルが増加した場合には、火災発生域から風下域で広範囲の冷却効果をもたらし、将来の温暖化時にはこれらの地域で温暖化を抑制するような効果も見られました。
 
◇詳細(全文)はこちら
https://www.kyushu-u.ac.jp/ja/researches/view/1073


■ イベント ━━━━━━━━━━━━・・・・・‥‥‥………

 イベント開催日時等は、変更となることがあります。
 詳細は随時九州大学Webサイトをご確認ください。

【1】開学記念学内施設公開

 九州大学の開学を記念しまして、一般の方に九州大学の研究や歴史を広く知っていただくため、様々な場所で施設公開、イベントを開催します。(開学記念日5月11日)
 詳細は関連データの一覧をご確認ください。

・日  時:令和6年5月1日(水) ~
      令和6年6月30日(日)
・開催場所:九州大学
      伊都キャンパス、病院キャンパス、筑紫キャンパス、
      大橋キャンパス、箱崎サテライト、福岡演習林(篠栗)
・対  象:一般、高校生、小・中学生、在学生、教職員、その他
・定  員:イベントにより異なります
・参 加 費:無料
・申込方法:一部イベントのみ事前申し込みの必要あり
・申込締切:イベントにより異なります
・お問合せ先:九州大学総務部総務課総務総括係
【電話】092-802-2429
【E-mail】syssomu1★jimu.kyushu-u.ac.jp
※メールアドレスの★を@に変更してください。

詳細はこちら↓
https://www.kyushu-u.ac.jp/ja/events/view/1759


【2】データ駆動イノベーション推進本部
   デジタル社会創造研究部門 第8回研究会

 九州大学データ駆動イノベーション推進本部デジタル社会創造研究部門では様々な研究分野とデータ活用を掛け合わせた研究の推進を行っており、定期的に同部門にて設置した研究ユニットや、本部門が共同・協力をしている研究プロジェクトの研究内容や知見の紹介をしています。
 第8回研究会では九州大学大学院芸術工学研究院高取千佳准教授より、令和5年度に採択されましたJST RISTEXにおける研究テーマ「移動困難者の回遊・交流・社会参加を実現する公共空間マネジメントDXプラットフォームのシナリオ創出」につきまして、ご講演くださいます。

・日  時:令和6年5月14日(火)15:30 ~ 17:30
・開催場所:ハイブリッド開催
      現地:九州大学大橋キャンパス
         2号館 第3会議室
      オンライン
・対  象:在学生、教職員、その他
・定  員:現地 先着 20名
      ※ オンラインは100名
・参 加 費:無料
      ※ 軽食を入れた懇親会は500円
・申込方法:事前申し込みの必要あり
・申込締切:令和6年5月13日(月)
・お問合せ先:九州大学データ駆動イノベーション推進本部
       ・デジタル社会創造研究部門 教授 山田政寛
【E-mail】yamada.masanori.761★m.kyushu-u.ac.jp
※メールアドレスの★を@に変更してください。

詳細はこちら↓
https://www.kyushu-u.ac.jp/ja/events/view/1760


【3】九州大学筑紫キャンパスにて「オープンキャンパス」
   を実施します
   ~科学・工学の深い世界にハマる!
    個性豊かな多数のイベントを開催予定~

 九州大学筑紫キャンパスでは、キャンパス内の研究室や最先端の研究施設を一般公開し、日頃の研究成果を地域の皆様へ広く周知することを目的として「オープンキャンパス」を開催します。子どもから大人まで楽しめるイベントを多数準備しており、また、これまでに聞いたことがない・知らなかった、という研究について分かりやすく学べる実演や、九州大学が誇る最先端の研究施設の見学が可能です。この機会に、大野城駅そばでアクセス抜群な筑紫キャンパスへ是非お越しください!
 
・日  時:令和6年5月18日(土)10:00 ~ 16:00
・開催場所:九州大学筑紫キャンパス
・対  象:一般、高校生、小・中学生、在学生、教職員、その他
・定  員:無し
・参 加 費:無料
・お問合せ先:九州大学筑紫地区事務部総務課総務係
【電話】092-583-7502
【FAX】092-583-7060
【E-mail】srssyomu★jimu.kyushu-u.ac.jp
※メールアドレスの★を@に変更してください。

詳細はこちら↓
https://www.kyushu-u.ac.jp/ja/events/view/1757


【4】令和6年度 九州大学留学生センター
   グローバルピース・ワークショップ
   長崎原爆の歴史と折り紙づくり

 長崎に原爆が投下されて79年近く経過し、被爆の現状を直接知る方々も少なくなりました。
 今回、長崎から被爆体験をした方を講話者に迎え、九州大学伊都キャンパスで講話会を開催します。
 被爆者の声を直接聞くことができる大変貴重な機会です。九州大学で学ぶ留学生も多数参加します。
 留学生と一緒に、被爆体験講話を聞き、平和の尊さについて改めて考えてみませんか?

・日  時:令和6年5月18日(土)13:00 ~ 17:00
・開催場所:九州大学伊都キャンパス
      日本ジョナサン・KS・チョイ文化館
・対  象:一般、高校生、小・中学生、在学生、教職員、その他
・言  語:日本語(英語の逐次通訳あり)
・定  員:先着 100名
・参 加 費:無料
・申込方法:事前申し込みの必要なし
・お問合せ先:九州大学国際部留学課受入戦略係
【電話】092-802-2270
【FAX】092-802-2287
【E-mail】intlr-jtw★jimu.kyushu-u.ac.jp
※メールアドレスの★を@に変更してください。

詳細はこちら↓
https://www.kyushu-u.ac.jp/ja/events/view/1763


【5】九州大学筑紫地区地域連携推進チーム
   ×大野城心のふるさと館プレゼンツ
   「ここふるサイエンスカフェ Vol.10」

 九州大学筑紫キャンパスと大野城心のふるさと館は、科学の不思議・楽しさ・奥深さを、中学生・高校生を始め、多くの皆さんに気軽に知っていただくことを目的として、皆さんと考えながら科学への理解を深められる「サイエンスカフェ」を実施しております。
 今回のテーマは、「温暖化対策」。急激な地球温暖化が人間の影響であることは、科学的にも証明されており、疑う余地はありません。そもそも、気候変動って、どうやって起こるのでしょうか。
 気候変動のしくみを理解できれば、意味のある温暖化対策を考え、実行することができるかも!?温暖化対策を一緒に考えてみましょう!

・日  時:令和6年6月14日(金)19:00 ~ 20:30
・開催場所:大野城心のふるさと館
      1階ジョーホール
・対  象:一般、高校生、小・中学生、在学生、教職員
・定  員:先着 30名
      ※申込多数の場合は抽選
・参 加 費:無料
・申込方法:事前申し込みの必要あり
・申込締切:令和6年6月2日(日)
・お問合せ先:大野城心のふるさと館ミュージアム担当
【電話】092-558-5000
【FAX】092-558-2207
【E-mail】cocofuru★city.onojo.fukuoka.jp
※メールアドレスの★を@に変更してください。

詳細はこちら↓
https://www.kyushu-u.ac.jp/ja/events/view/1752


■ お知らせ   ━━━━━━━━━━━━・・・・・‥‥‥……

【1】同窓会・サークル活動等で同窓生・教職員が
   無料で利用できるウェブサイトのご案内

 九州大学では、同窓生等の方々が「無料」で利用できる九州大学校友会ウェブサイトを提供しております。同窓生や教職員等を構成員とする様々なグループにご利用いただいております。
 各種行事のご案内、名簿管理、掲示板機能等により、グループの更なる活性化と、事務局(幹事)の方の負担軽減にお役立てください。

◇詳細はこちら
https://koyukai.kyushu-u.ac.jp/


【2】九州大学生涯メールアドレスサービス
   メール転送システム(@kyudai.jp)の
   登録情報更新のお願い

 メール転送サービスをご利用の皆様、ご愛顧いただきありがとうございます。
 ご利用の皆様におかれましては、有効なメールアドレスを転送先に設定してください。
 メールマガジンの受信が3回連続でエラーとなった場合、転送先メールアドレスが無効になっていると判断されアカウントが休止状態となり、6か月後に自動で退会となります。
 卒業や退職により転送先メールアドレスが無効になってしまう事象が多く発生しておりますので、可能な限り転送先は複数設定するか、全学基本メール以外のアドレスを利用されることをおすすめしています。

◇ログイン後、マイページより各種変更が行えます。
https://kyudai.jp/


※本メルマガは、原稿作成時点で確認できた九州大学HP内の記事等を担当にて編集のうえ掲載しております。
 HPの記事が多い場合等は、掲載を見送ることもございます。ご了承ください。


編集・発行:九州大学生涯メールアドレスサービス
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