Qdai-mail通信

20230820_Qdai-mail通信 第563号(筑紫女学園高校が九州大学理学部の研究室見学を実施)

   20230820Qdai-mail通信 第563号
(筑紫女学園高校が九州大学理学部の研究室見学を実施)
   お届けします。(令和5年8月20日配信)

■ 九州大学基金からのお知らせ ━━━━━━━━━━━━・・・・・‥‥‥………

◇ 九州大学基金では、みなさまからの温かいご支援をお待ちしています

 いただいた貴重なご寄附は、学生に対する経済支援や教育研究活動に対する支援などに、有効かつ大切に活用させていただきます。
 
 なお、九州大学基金へのご寄附は確定申告をすることで税制上の優遇措置を受けることができ(※)、一定額以上を寄附いただいた方には、九大会員制度をはじめとする様々な特典や顕彰をご用意しています。
 ※日本国内居住の方が対象となります。法人は寄附金全額損金算入することができます。

 詳しくは九州大学基金ホームページをご覧ください。
 https://kikin.kyushu-u.ac.jp/

 また、ホームページでは寄附のメニュー紹介のほか、支援を受けた学生や研究者等の声、実際にご寄附頂いた寄附者の声も随時掲載しています。

 SNSでも日々の基金の活動など発信しております。
 ぜひフォロー・いいね!をお願いします!

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■ トピックス ━━━━━━━━━━━━・・・・・‥‥‥………

【1】筑紫女学園高校が九州大学理学部の研究室見学を実施

 令和5年7月14日(金)、筑紫女学園高校サイエンスコース2年生の生徒36名が九州大学理学部を訪問しました。当日は、寺嵜学部長から理学部全体の説明を受けた後、9名ずつの4班に分かれ、物理学科、化学科、地球惑星科学科、生物学科の研究室見学を行いました。
 研究室見学においては高校の授業では見ることができない最先端の研究及び研究設備に触れたり、教員に研究室見学の中で直接質問すること等で理学部の魅力を最大限に感じてもらいました。

◇詳細(全文)はこちら
https://www.sci.kyushu-u.ac.jp/koho/topics/topics_230731.html


【2】アメリカのディベートチームが2023年のツアーの
   最初の目的地として伊都キャンパスを訪問

 九州大学は1995年以来、JDA(日本ディベート協会)およびNCA-CIDD(全米コミュニケーション学会、国際ディスカッション・ディベート委員会)主催の日米交歓ディベートにおいて、多くの米国ディベートチームを受け入れてきました。2023年日本ツアーでは大学キャンパス等の現地訪問が再開され、米国側の2人の学生ディベーターと2人のディベートコーチは、この伝統的イベントが幕を開ける最初の目的地として伊都キャンパスを選び来日しました。

◇詳細(全文)はこちら
https://www.kyushu-u.ac.jp/ja/topics/view/1971


【3】豪雨の影響による絶滅を防ぐため 希少種(セボシタビラ)保全策
   ~九大水産実験所に避難、人工授精で増やした魚を試験放流~

 九州大学大学院農学研究院の鬼倉徳雄教授は、絶滅のおそれのある野生動植物の種の保存に関する法律(種の保存法)に基づく国内希少野生動植物種に指定される淡水魚「セボシタビラ」を飼育下で増殖し、2023年8月18日にその一部を自然河川に試験放流します。放流個体は、平成29年(2017年)7月九州北部豪雨の被災河川に生息した個体の子どもたちです。豪雨災害による絶滅を免れたものの、その後の大規模河川改修での絶滅が危惧されたため、数個体を捕獲して九州大学水産実験所に緊急的に避難させ、人工授精での増殖を行いました。

◇詳細(全文)はこちら
https://www.kyushu-u.ac.jp/ja/notices/view/2504


【4】「2023アジアデジタルアート大賞展FUKUOKA」作品募集のご案内

 「アジアデジタルアート大賞展FUKUOKA(ADAA)」は九州大学が中心となって主催し、福岡からデジタルコンテンツの創造を担う高度な技能と豊かな感性を持つクリエータの発掘・育成の場として2001年にスタートしました。
 23回目の開催を迎えるADAAでは、現在作品募集を行っています。今年も多くのクリエータの方々の参加をお待ちしております。

 募集期間:2023年6月28日(水)~ 9月13日(水) 23:59

◇詳細(全文)はこちら
https://www.kyushu-u.ac.jp/ja/notices/view/2506


【5】光化学の面白さを全国の中高生と共有したい!
   化学の未来をピカリと照らす、「ピカリかがく」による
   クラウドファンディング

 この度、九州大学大学院工学研究院の楊井伸浩准教授が代表として結成した有志チーム「ピカリかがくプロジェクト」のクラウドファンディングを公開し、8月2日(水)から寄附募集を開始いたしました。
 「ピカリかがく」に所属する教員と大学院生がオンラインや対面の様々な企画を通じて実験実演の形式で行うことを計画しています。プロジェクトを通じて培ったノウハウを共有することで、化学分野全体の理解促進に繋がっていくことが期待されます。
 皆様のお力添えを心よりお待ちしております。

 募集期間:2023年8月2日(水)~ 9月30日(土)

◇詳細(全文)はこちら
https://www.kyushu-u.ac.jp/ja/notices/view/2508


■ 九州大学研究成果 ━━━━━━━━━━━━・・・・・‥‥‥………

【1】非アルコール性脂肪性(NASH)の病態に関わる
   新たな因子を発見
   ~肥満から進行する肝硬変・肝がんの
    新たな予防法・治療法開発に期待~

 近年、肥満に伴う肝臓への過剰な脂肪蓄積を引き金として、メタボリックシンドロームの症状の一つである非アルコール性脂肪性肝疾患/脂肪肝炎(NAFLD/NASH)を発症する患者が世界的に急増しています。
 九州大学生体防御医学研究所の中山敬一主幹教授、藤沼駿研究員、中津海洋一研究員(現名古屋市立大学・准教授)らの研究グループは、FOXK1 というタンパク質が栄養シグナルを介して肝臓の脂質代謝を制御し、NAFLD/NASH の病態を促進していることを新たに発見しました。

◇詳細(全文)はこちら
https://www.kyushu-u.ac.jp/ja/researches/view/954


【2】光を使って地中の有機物と微生物活性を推定する新手法を開発
   ~野外における炭素循環研究の効率向上に期待~

 北海道大学、信州大学、九州大学大学院農学研究院の片山歩美助教、国立環境研究所の研究グループは、野外の森林土壌中の有機物組成とそれが微生物に分解されることによって生じるCO2の放出速度を非破壊的かつ迅速に推定する新しい観測法を開発しました。
 今回開発した手法は、野外での炭素循環に関わる調査研究の効率を向上させ、深度ごとの地中の炭素量マッピングやCO2放出の多地点モニタリングへの貢献が期待されます。

◇詳細(全文)はこちら
https://www.kyushu-u.ac.jp/ja/researches/view/955


【3】難治性小細胞肺がんの新たなる治療法を発見
   ~難治性がんの根底に秘められた悪性化メカニズムを解明~

 小細胞肺がんは5年生存率が7%と全てのがん種の中でも最も予後不良であり、「治療困難ながん」と称される非常に悪性度が高い腫瘍です。しかし、小細胞肺がんには特異的かつ効果的な治療法が存在しないことから、小細胞肺がんにおける新規治療法の確立が待望されていました。
 そのような中、今回九州大学生体防御医学研究所の中山敬一主幹教授、小玉学助教、九州大学大学院医学研究院消化器・総合外科学分野の吉住朋晴教授、九州医療センターの豊川剛二先生の研究グループは、小細胞肺がんの悪性化に必須の代謝メカニズムを標的とした効果的治療法を樹立しました。

◇詳細(全文)はこちら
https://www.kyushu-u.ac.jp/ja/researches/view/957


■ イベント ━━━━━━━━━━━━・・・・・‥‥‥………

 イベント開催日時等は、変更となることがあります。
詳細は随時本学Webサイトをご確認ください。

【1】岡本健太郎 日本数学会出版賞記念作品展
   現代数学と紙のアート

 数学の魅力を繊細な切り絵で表現するアーティスト、岡本健太郎さんの日本数学会出版賞受賞を記念し、個展を開催。作品の特徴として、現代数学の抽象的な世界を鮮やかな色彩と精緻なデザインで描き出し、切り絵という絵画手法で一枚一枚手作業により紙を切り抜いています。
 数学の魅力と芸術の融合を楽しむ機会として、ぜひご来場ください。

・日  程:令和5年8月5日(土)10:00 ~
      令和5年12月6日(水)17:00
・開催場所:九州大学伊都キャンパス
      フジイギャラリー
・対  象:一般、高校生、小・中学生、在学生、教職員、その他
・定  員:無し
・参 加 費:無料
・お問合せ先:フジイギャラリー
【電話】092-802-6973
【FAX】092-802-6974
【E-mail】fujiigallery★jimu.kyushu-u.ac.jp
※メールアドレスの★を@に変更してください。

詳細はこちら↓
https://www.kyushu-u.ac.jp/ja/events/view/1547


【2】九州大学病院 第6回小児がんのこどもの教育を考える講演会

 「長期療養中のこどもたちの教育と支援~ICTを活用した教育の現状と展望~」をテーマに、関西学院大学教育学部教授 丹羽登先生の講演と医療現場の声をライブ配信し、ディスカッションを行います。
 どうぞお気軽にご参加ください。

・日  時:令和5年9月8日(金)17:30 ~ 19:30
・開催場所:九州大学病院キャンパス
・対  象:一般
・定  員:無し
・参 加 費:無料
・申込方法:事前申し込みの必要あり
・申込締切:令和5年9月1日(金)
・お問合せ先:小児がん拠点病院事務局
【電話】092-642-5093
【FAX】092-642-5100

詳細はこちら↓
https://www.kyushu-u.ac.jp/ja/events/view/1548


【3】【9/8開催!】第96回サイエンスカフェ@ふくおか開催のお知らせ

 「サイエンスカフェ@ふくおか」は講師と参加者の距離感を出来るだけなくし、どなたでも気軽に参加でき、気軽に質問できるイベントです。基礎知識は必要ありません。子どもから大人まで、参加者全員が科学を楽しめるように毎回工夫しながら開催しています。
 今回のテーマは、「砂漠の謎に迫る!~乾燥地の自然と人々~」です。

・日  時:令和5年9月8日(金)19:00 ~ 21:00
・開催場所:BIZCOLI 交流ラウンジ
・対  象:一般、高校生、在学生、教職員、その他
・定  員:先着 40名
・参 加 費:有料 500円
・申込方法:事前申し込みの必要あり
・申込締切:令和5年9月8日(金) ※定員になり次第、締切
・お問合せ先:社会連携推進室
【電話】092-802-2301
【FAX】092-802-6249
【E-mail】syarenkei★jimu.kyushu-u.ac.jp
※メールアドレスの★を@に変更してください。

詳細はこちら↓
https://www.kyushu-u.ac.jp/ja/events/view/1554


■ お知らせ   ━━━━━━━━━━━━・・・・・‥‥‥……

【1】同窓会・サークル活動等で同窓生・教職員が
   無料で利用できるウェブサイトのご案内

 九州大学では、同窓生等の方々が「無料」で利用できる九州大学校友会ウェブサイトを提供しております。同窓生や教職員等を構成員とする様々なグループにご利用いただいております。
 各種行事のご案内、名簿管理、掲示板機能等により、グループの更なる活性化と、事務局(幹事)の方の負担軽減にお役立てください。
 今なら「先着」で「九大百年の手ぬぐい」をプレゼントします!数には限りがありますので、お早めにお申込みください。

◇詳細はこちら
https://koyukai.kyushu-u.ac.jp/


【2】九州大学生涯メールアドレスサービス
   メール転送システム(@kyudai.jp)の
   登録情報更新のお願い

 メール転送サービスをご利用の皆様、ご愛顧いただきありがとうございます。
 ご利用の皆様におかれましては、有効なメールアドレスを転送先に設定してください。
 メールマガジンの受信が3回連続でエラーとなった場合、転送先メールアドレスが無効になっていると判断されアカウントが休止状態となり、6か月後に自動で退会となります。
 卒業や退職により転送先メールアドレスが無効になってしまう事象が多く発生しておりますので、可能な限り転送先は複数設定するか、全学基本メール以外のアドレスを利用されることをおすすめしています。

◇ログイン後、マイページより各種変更が行えます。
https://kyudai.jp/


※本メルマガは、原稿作成時点で確認できた九州大学HP内の記事等を担当にて編集のうえ掲載しております。
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編集・発行:九州大学生涯メールアドレスサービス
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